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執筆者の写真ハイリハ ジュニア

2024年7月ケアコミ学会&キッズタイム

更新日:7月16日




 

日 時:2024年7月6日(土)~7月7日(日)

場 所:東京医科歯科大学M&Dタワー2F     

内 容:保護者:第13回日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会東京大会を聴講

    当事者:キッズタイム


参加家族9家族 

7月6日:6家族

・キッズタイム:ハイリハジュニア、ハイリハキッズOB、

     当事者   4名

     きょうだい 4名

 協 力:横浜ラポールの先生方にボッチャ、モルックを楽しく教えていただきました。

・保護者・きょうだい:シンポジウム・講演を聴講しました。


7月7日:5家族(保護者7名、当事者3名参加)

ハイリハジュニア・ハイリハジュニアプラス家族が参加しました。

・当事者、きょうだい、保護者ともにシンポジウム・講演を聴講しました。


   

【キッズタイム】 7月6日 14:00~17:00

 横浜ラポールの先生方に準備体操後、ボッチャ、モルックを教えていただきました。

 2つのチームにわかれてゲームをしました。

 ボールの扱いの上手な野球部在籍の学生ボランティアがそれぞれのチームにはいり盛り上げてくれました。

 支援者、ボランティア、きょうだい・保護者(一部)も参加。思い切り笑い楽しい時間を過ごしました。







【保護者】

第13回日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会東京大会を聴講しました。


「協働意思決定」をメインテーマに3つのシンポジウム(ピアサポート、きょうだい、就労)を行いました。


・6日「きょうだい」のシンポジウムの講師としてハイリハキッズのキッズタイムボラに参加くださっている白石歩音さん(キッズOB)が、聴き手として、東京ソテリアの長谷川さん、江戸川区地域活動支援センターはるえ野の松本さんが登壇しました。お二人にはハイリハジュニア・ハイリハキッズの活動でお世話になってきました。



 <登壇した歩音さんより>

シンポジウムでは進行役の方のサポートもあり実際にどういうことに困ったか、どういう感情になったか、どんな生活を送ってきたか伝えることが出来、会場からの質問で思いが伝わり良かったなと感じました。


・7日「就労」のシンポジウムにはハイリハジュニアプラスの植木啓太さん(当事者)が登壇しました。

(右から2番目)


<植木啓太さんの感想>

中村大会長 大会お疲れ様でした。貴重な経験を積めて良かったです。

自分に声掛けをして頂きありがとうございました。(中略)

自分以外の登壇者3名のお話を聞いて改めて高次脳機能障害の個人的に表れている

障害及び障害の重さの違いが良く分かる機会となりました。

学会に参加させて頂いた経験はとても貴重でこれからの生活に役立つと感じました。

 

<植木啓太さん母の感想>

 スタッフの方々のした支えが有っての発表でした。

 ご一緒させて頂いた司会者のお2人、高次脳の事を深くご理解頂けて、上手に啓太のやる気とを底上げしてもらい、言葉足らずのところの気持ちの整理・言語化をお手伝い頂いての発表になりました。

 啓太以外の登壇者の方もとても素敵な方で辛い時期も有ったと話してはおられていますが

とても前向きに高次脳を捉えていて良い刺激を頂きました。

 あんな風に啓太も歳を重ねて行けたら…と期待している母です。

 貴重な経験をありがとうございました。



【ハイリハジュニアのメンバーが職場にて製作・販売している七夕飾りを持参し受付を華やかにしてくれました。】



※内容、画像の転載不可 

 

 

【感想】 

<キッズタイム>

・ボッチャ、モルック楽しかったです。

・はじめてやったモルックがとても楽しかったです。

・いろんな人とカードでお話したのが楽しかった。ボッチャで自分の思うところにいったから楽しかった。

・ハイリハキッズのボランティアにも参加してみたいです。


<講演・シンポジウム>

・2日目を聴講させて頂きましたが、詳しく植木さんのこれまでの歩みがわかり、たいへんな努力とひたむきな姿勢、今に至るまでの岐路に胸が打たれました。

他の登壇された方々も壮絶な歩みがあり、植木さんの時は勿論、皆さんのお話に泣きそうになりました。

・(当事者の進路で悩んでいる中参加し)本人は追い詰められています。そんな挫折と焦燥感の心情の中で参加したので、植木さんの努力は刺激になったと同時に自分に合った職場探しの大切さを再認識致しました。

・本人の努力できる範囲は限られますが、希望を捨てずに進むこと、それは感じられたようです。

・終了後、植木さん、植木さんお母さん、中村さんとお話できてどんなに励みになったことか。誰でも壁にぶつかる時がありますが、乗り越える当事者の仲間の重要性を改めて帰宅後に親子で話し合いました。

・協働意思決定はこの先、娘と関わっていく上でとても参考になりました。とかく親は先回りしがちなので、ヒントを与えつつ本人が自分で決めることの大切さを実感しました。

冷静に聞ける話、ぐっときて涙をこらえる話があり、心に響く二日間でした。

・植木さんは、今まで一歩一歩しっかり頑張ってきたんだなーと感激しました。

・植木さんと一緒に登壇された方々は、皆それぞれ課題を持ちながら自分に合った働き場所を選択することが大切だと仰っている。本当に良いご意見を頂きました。

 皆さんそれぞれの努力が伝わってきて、それこそが周りの人達に良い影響を与えている、それが素晴らしかったです。

特に、現在働いていらっしゃる当事者と、雇用側の上司と就活を支援した方の3者のお話の中で、本当に努力されている姿や人間力が、この方と一緒に働きたいと思わせる説得力がありました。何が出来る出来ないとかじゃないですね。

・本当に学びのある、そして温かい会でした。

・妹(19歳)も「きょうだい児」のお話しを聞かせていただきました。

 「うんうん」と聞いていました。「共感!」とも言っていました。

  普通の日常ってなんだろうね……

  自宅に帰って、また家族で話し合う機会が持てました。

・協働意思決定について、わたしもわかっているようで知らなかった言葉でした。うちの娘にはきっと判断ができないだろうと先回りして、決めてきた面もあり、反省しました。たまに、ママが決めてとか、わからないとか言うこともあります。

今回一緒に講演会を聞いて、隣にいる娘に、これからはいろんなことは一緒に相談して決めようねと話すことができました。

本人にイメージさせるのが難しいので、協同意識決定がしやすい言葉選びや話し方など先生方や先輩たちから学ばせてもらえたらいいなと思いました。

・お姉さんの胸の内を聞かせていただき、また胸にグッとくるものがありました。弟が病気になってよかった【家族が一致団結できているから】とお話されていたのが強く印象に残りました。我が家も受傷間もない頃はなぜ…もしも…なんて考えていたこともありました。今は家族全員が受け止めて前を向けるようになりました。その背景には、家族会の存在がとっても大きいです。

・協働意思決定はこの先、娘と関わっていく上でとても参考になりました。とかく親は先回りしがちなので、ヒントを与えつつ本人が自分で決めることの大切さを実感しました。

冷静に聞ける話、ぐっときて涙をこらえる話があり、心に響く二日間でした。


内容、画像の転載は不可

 

小児期に高次脳機能障害を発症した中学生以上の当事者と家族が活動をしています★


 活動期間が10年を超えて、当事者の年齢の幅が広がってきました。

 本年度より、ハイリハジュニア(中学生~22歳位)・ハイリハジュニアプラス(ジュニアの年齢以上)の2つのグループを作ることになりました。内容によって別々の活動、合同の活動をすることになります。お出かけ企画、忘年会、今年度の振り返り定例会を行う予定です。

 不定期で、就労、グループホームなどのさまざまな勉強会を開催することもあります。

 また、保護者のみのランチ会も企画します。


★入会前に体験、見学も大歓迎です。

 メールでお問い合わせください


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